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【食糧不足編】ココアパウダーを直接口に流し込み、ツナ缶とバナナのみで生き延びたアマゾンサバイバル生活

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前回までのあらすじ

 

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アマゾン川の源流、ペルーのアタラヤ村から600km先の街"プカルパ"をいかだで目指す旅。

4日目の途中、私たちは猟銃を持った強盗の襲撃に遭い、現金を奪われ、精神崩壊。

もう二度と同じ目に遭いたくないといかだ下りを中止することを決意するものの、村を発見ですが、やめ方がわからない2人。

二人が出した結論は昼夜いかだを流し続けてとにかくゴールを目指す、そんな地獄の4日目ですが、また新たな試練が待ち受けていました。

 

 

アマゾン川いかだ下りの話をすると必ずと言っていいほど"何食べてたの?"と聞かれます。


毎晩どこかにいかだを泊めて宿に泊まるわけでもありません。最初地図で調べた限り、スタート地点であるアタラヤ村からゴールのプカルパまでは大きな街は無く、食料が途中で調達できるかもわかりませんでした。

 


とりあえず7日~10日耐えれるだけの食糧を確保しようと、私たちはペルーの首都リマに滞在している間に

 

乾麺、米、缶詰、スナック類

塩、砂糖、ケチャップなどの調味料

そして非常用と言いながらも役に立ったインスタント麺を買いました。 

 

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(リマで購入したアマゾングッズです)

 


その他、アタラヤ村を出発する直前に飲料水40リットルと火を起こすセット、バナナなどの果物類を購入し万全の状態でいかだ下りをスタートした

 

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(器、鍋をなどを購入する際)


はずでした。

 


初日から3日目までは準備の甲斐あって、シェフJくんが少ない材料にも関わらず毎晩美味しい夕食を振舞ってくれました。(残念ながら、真暗闇の中、蚊と戦いながらご飯を食べていたので写真がありません)

 

 

ただ、4日目、悲劇が起きました。


火がつきません。


火を起こすために準備したダンボールや新聞紙が毎日やってくるスコールや、強盗のボートに突っ込まれた際に水浸しになってしまいました。

 


湿度90%のアマゾンですから、どれだけ晴れていても一向に乾きません。 

 


そして、ぼくらは重大なことに気づきました。

 


"ぼくらの食糧では火がないと何も作れない"

 


4日目の夜の時点でパスタ1キロ、米約1キロが残っていました。あと4,5日は生きられるであろう食糧ですが、私たちには火がありません。

 


この日の夜はイワシ缶1缶を二人で分け合い、バナナを一人一本ずつと残っていたオレオを食べました。

 

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5日目の朝、改めて残りの食糧を確認しました。


スナック類に関しては"どうせ、冒険中は暇だから毎日ティーパーティーですよね!"などとふざけながらも、かなりの量を買い込んだはずでしたが、初日から色んな人に会うたびに"お菓子いる? お菓子あげるよ!"と会う人会う人にお菓子をプレゼントしていた私達。


気づいたら残りのスナックはピーナッツ1袋、オレオ2袋だけになっていました。


ほかに食べられそうなものといえばツナ缶と先住民から貰ったバナナくらいでした。

 

ただ、この先住民がくれたバナナ、なんと火を通さないと食べることができないバナナでした。(生で食べました)


ツナ缶は5日目の時点で残り三缶、バナナは相当な量がありました。


"これ、持って3日くらいですね"  


3日、つまり8日目までにゴールしないとぼくらはアマゾン川で飢え死んでしまうかもしれない。という予想でした。


火が起こせず、料理もできません。いかだの上でとにかくやる事がなくなってしまった二人。


ただ、前日決めた通り、暗闇の中いかだを流し続けたら夜はかなりのスピードでいかだが進むことに気づいた私達。夜を待てば、いかだは進むんです。

 


昼間はひたすら昼寝したり、音楽を聴いたりととにかく"無"の状態で時間が流れます。

 


前日までは"いかだが進まない!"と躍起になっていた私も"夜まで待てばいかだは進む"と信じて、木に引っかかろうが、いかだがどう進もうが昼間はlet it be。

 

ついには、いかだを漕ぐパドルにすら触れることがなくなりました。


そして、夜ごはんの時間です。この日の夜はツナ缶一缶を二人で分け、バナナとオレオを食べました

 

 

 

 

今では、ツナ缶を見るたびなアマゾン川を思い出すようになりました。

 

 


そして、この日夜オレオは無くなりました。


ここで、空腹に耐えられなくなったJくんが驚きの行動に出ました。


"しょーご、これ美味いでー"


何を食べているのかと見ると、

 

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なんと茹でる前のインスタントラーメン。あの硬いままの麺の砕いて食べ始めました。

 

ベビースターならわかるけど、味の付いていないタイプですw 


5日目の夜もいかだはかなり前進し、7日目の夜、または8日目の昼のゴールが現実味を帯びてきました。


6日目も朝はバナナ、夜はツナ缶1缶とバナナ。


前日Jくんがインスタントラーメンをかじっていたのに驚愕した私ですが、翌日にはすぐ限界を迎え、二人でインスタントラーメンをかじりました。ここまで来ると、何を食べても意外と美味しい。

 


そして、この日どうしても甘いものが食べたくなった二人、ただお菓子は底をつき、甘いものは一切ありません。カバンを漁り見つけたのは"Jくん、これ役に立つかもですよ!"と私がリマのスーパーで衝動買いしたココアの作る粉でした。

 

本当に役に立ちました。


粉を直接口のなかに流し込み、水を口の中に含み、自分の口の中でココアを作りました


役に立ちましたし、久しぶりに甘いものを口にできわずかに幸せを感じたものの、さすがにこれは辛かったです。


7日目の朝、行き交う船の数がこれまでよりも明らかに増え、いよいよゴールが近づいてきました。


二人ともとにかく早くゴールしたいの一心でした。

 


理由は1つ、"そろそろちゃんとしたご飯が食べたい."

 


7日目いかだの上で話した事といえば

 


"とりあえずリマ戻ったらチャーハン食べたいですよね" (ペルーはチャーハンが有名)

 


"プカルパ着いたら何食べますか?"

 


"プカルパ着いたらアイス食べたいですね"

 


"とりあえず甘いもの食べたいですね"

 


"サンフランシスコの〇〇って日本食屋さんが美味しくて〜" 

 

"大阪は食べ歩きが有名で〜"


など食べ物の話で持ちきりでした。


7日目の夜にゴールできると信じて、この日のお昼、ぼくらは"ピーナッツ"を食べました。

 

ただのピーナッツでしたが、


"お昼ご飯食べれるとかめちゃめちゃ幸せじゃないですか?"


"ピーナッツとか豪華すぎません?"

   

実際の私たちの会話です。


そもそもお昼ご飯を食べる事できた時点で豪華なわけです。

 

ましてや5日目、6日目をバナナとツナ缶で繋いだ二人ですから、ピーナッツを食べれた時点で幸せだったわけです。


夕方になり、ゴールまでもう数十キロという地点まで到達していました。


最後の蚊との闘い、そして最後の晩餐、この日のご飯もツナ缶一缶を二人で。もう慣れっ子です。


夜になりかなり遠くかですが人の声や音楽が聴こえ、そして空が明らかにいつもより明るい。間違いなくプカルパです。

 


ここで寝たら寝過ごす。

 

といいつつ、仮眠を取ろうとする二人。


プカルパはまだかまだかと待ちつつ、最後の大きなカーブを曲がると

 

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もの凄い灯が。

 


かなり遠いですが、見えました

 

あれがプカルパ、ゴールです。

 

次回、いかだ下り最終回、高速船に激突!?衝撃のクライマックスです。

 

 

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お楽しみに

 

読んでいただきありがとうございました。