びーすともーど

Living My Best Life Every Moment

やりたいことがないあなたへ。〜人は1ヶ月でこう変わる〜

f:id:Sh_9513:20180825154251j:image

 

7月上旬、イタリアのミラノ滞在を終え、ヨーロッパのメインイベントであった、アウシュヴィッツ強制収容所へ向かうため、私はポーランドのカトヴィッツェ空港に降り立った。

 

いつものように、空港から宿へ向かうべく、バスに乗り込もうとしたとき、一通のメッセージが届いた。

 

大学に行く意味がわからなくなった。なにをしていいのかもわからない

 

 

メッセージの送り主は今年20歳になる私の弟。

 

 

中学卒業と同時に実家を飛び出し、県外、そして国外へと拠点を変えてきた私とはまったく逆の人生を歩んできた地元が大好きな彼から受けたはじめてのまじめな相談だった。

 

 

だが、最初に私の中に込み上げてきた感情、それは怒りのようなものだった。

 

 

そもそも、私がアメリカに渡って以来、「若いうちに外に出たほうがいい、もっと視野を広げるためにも、大学からでもアメリカに来た方がいい」 と両親にも、弟にもテレビ電話や、一時帰国のたびに力説してきた。

 

 

だが、弟は硬式テニス部で副キャプテンを務めるなど、優秀な選手だったこともあり大学からオファーを"もらってしまった" 

 

 

きっと、この先もテニスを続けるのだろうと彼は踏んでいたのだろう。両親も「彼の人生だから、好きなようにさせる」の一点張りだったが、私は違った。

 

 

遅かれ早かれ気づくときがくる、でも気づいてからでは遅いかもしれないから、早いうちから"外に出たほうがいい"と言ってきた。

 

 

そんな彼が大学に入学して一年半が過ぎようとしたときに連絡がきたのだ。

 

 

怒りのようなものがあったものの、ついに来たかという安堵、そしてこれから新しい何かを発見して挑戦しようとしている弟がいることにワクワクしている自分もいた。

 

 

自分がアドバイスしたのは

 

まず 

  • 会う人を変えてみたら?
  • 環境を変えてみたら?
  • 日本の外に出てみたら?

 

 

ものすごく大胆でシンプルだが、できることはたくさんあった。

 

 

まだ、就活のことも気にしなくてもよいだろう大学2年生の夏休みがやってくる。

 

 

でも、結局この夏を充実させるために必要なのは私の助言ではなく、彼の行動力なのだ。

 

 

会う人を変えてみる

 

普段遊ぶ友達がルーティン化してしまうと、人は成長をやめてしまう。発見がなくなり、視野が狭まる。

 

 

よく、かつての友人たちに"地元を捨てた"とか"日本を捨てた"などと言われることがあるが、そういう人に限って"その場所"から出たことがなかったりする。 

 

 

だから、まずは会う人を変えてみる、弟には"もしこういう分野の人と会いたいとかあったら紹介するから"とも話した。

 

 

まだ会ったことのないような人でもダメ元で連絡をすると面会を快諾してくださる方も多くいる。

 

 

中には"学生のくせに!" "若いくせに!"と門前払いを受けたこともあるが、自分もそうやって人と会う機会を増やして、学んできた。(お会いして下さった皆様ありがとうございます)

 

 

そういう人たちから色んな話を聞いて、吸収して、自分には何ができるかを人は学ぶ。

 

 

専門的な知識がなければ、どういう生き方をしたきたかを聞くのも良い、オススメの本を聞くのもいいだろう。(ただ、事前のリサーチはもちろん必要)

 

 

でも、それは地元じゃ中々できない、その呪縛から自分を解き放たなければ成長はない。

 

 

環境を変えてみる

 

環境を変えてみることも大切だ。

 

何をしていいかわからないなら、何かをしたくなったときのためにやった方がいいことがたくさんある。

 

バイトでお金を貯めておく、プログラミングの勉強、語学、なんでもいい

 

自分が一番最初にできたアドバイスは語学だった。英語ができるだけで一気に世界が広がることを私は知っているからだ。

 

私は日本にいても英語に触れる機会がたくさんあることを知っている

 

普段行かない場所に身を置くことで人は発見できたりする。

 

外国人が集まるバーに行くのもいい、そんなバーで働いてみるのもいい、カウチサーフィンをやって外国人をホストするのもよし。

 

日本にいてもできることはたくさんある、でも本当にやりたいことがないときに何もしなかったらそれは人生における時間の無駄でしかない。 

 

そのときのためにも自らのいる環境を変えて、日頃から準備をしておくことに損はないだろう。

 

だから、環境を変えるのはとても大切だ。

 

 

地元から、日本から飛び出す

 

新しいものを見たり、聞いたりすることでアイデアを得たり、やりたいことができたりするのはよくあること。

 

だから何らかの形で一度日本の外に出てみるのも手段。

 

留学でもいい、ワーホリでもいいし、バックパッカーでもいい、むしろ数日の旅行でもいい。

 

なんでもいいからとりあえず日本から出てみたら?とアイデアを出してみると困惑してしまった弟。

 

そういえば、そもそもその方法すら知らないことに気がついた。

 

今まで家族で国内でも海外でも旅行にいくときは大体父親か私が全て段取りを組んでいたので、弟はただついていくだけだったのだ。

 

でも、この夏が日本をでて、全部自分で考えて行動してみるいい機会になるだろう。

 

日本を飛び出せばまた視野が広がって、色んな文化に触れて、やりたいことが、学びたいことができるかもしれない。

 

今や2,3万あればアジア圏への航空券が買える時代になった。だれでも海外に行けるようになった。

 

ただ、今すぐ行動してほしいと、やり取りの途中で早急に彼の香港行きの航空券を勝手に買ったのは結局私だったが、、

 

 

彼が選んだ道

 

そんな連絡をもらって1ヶ月半が経った。

 

彼なりに試行錯誤を繰り返し、今ある貯金で、今すぐできることを探した結果が「アジアを旅する」だったのだろう。

 

数週間だったが、まったく新しい土地で、不便の多い中も彼は生き抜いた。

 

 

英語圏出身の旅行者たちとバーに出かけ、まったく会話についていけず、悔しい思いもしたし、飛行機が遅延したせいで、予約していたホステルの受付時間を過ぎ、野宿も経験した。

 

 

こんなに安くご飯を食べれたり、宿に泊まれたりするのかと旅をしている間のお金との付き合い方も学んだはずだ。

 

 

でも、日本にいてそんな経験できたか?といえば答えはきっとNOだろう。彼は日本の外で自らを別の環境に置き、新しい人と出会い、新たな世界を見ることができたのだ。

 

 

そして昨日日本に帰国。

 

どうやらやりたいことを見つけたようだ。

 

同時にやりたいことを遂行するために、やらなきゃいけない課題もみえたようだ。

 

自分にできるのはアドバイスだけ。彼がこの先より実りのある人生を送るために、わずか4歳の差ではあるものの、自分が4年多く生きてきた中で得た知識や情報は精一杯シェアしてあげたいと思った。

 

私が弟とメッセージのやり取りをしていて、凄いな、精一杯アドバイスしてあげよう!と思うのは、彼は「とりあえずやってみるよ」 「あ、いいね、やるわ」など、とりあえず行動に移そうとするからだ。

 

彼はやらない言い訳をしないのだ。

 

"海外に出たほうがいい!"と家庭内で力説を始めてから弟を日本からだすのに約4年かかった。

 

でもようやくスタート地点に立つことができた、今年の夏は彼にとってひと味もふた味も違う夏になったに違いない。

 

そして、別々の道を歩んできた2人がようやく同じステージで競争できるかもしれない、もしくは同じステージで一緒に戦えるかもしれないと思うと、ワクワクして仕方がないのだ。

 

わずか数週間の旅で人がみるみる変わって行くのを垣間見ることができた。

 

このブログを読んでいるあなたも普段の生活から何か一つ変えるだけで、自分が見たこともないような景色を見ることができるかもしれませんよ。

 

 

読んでいただきありがとうございました。